図1

2017.02.6 更新

さんごのおうちでは、利用者様が効果的にトレーニング出来ているかを、定期的に評価しています。

これらの評価は、単なる運動機能の評価ではなく、①疾病の早期発見、②認知機能、③精神面、④平衡感覚機能、⑤その他を簡易的に評価する事にもつながります。また、ご利用されている方にとって、努力の結果が目に見えて把握できることで、やる気にも繋がることを考慮しています。

当施設を開設し、22か月が経過しましたが、開設~現在までのすべての評価を調査しました。その結果をご参照ください。

<総合:計5種目>

入所時と比較して、

60%の利用者さまがが改善!

26%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。

(※詳細)

①片足立ち

「片足立ち」は単なるバランス能力の測定ではなく、一見健康そうに見える方でも、バランス能力を低下させるための疾病(脳血管障害、廃用症候群、錐体外路障害、平衡感覚器官の障害など)など、早期の脳梗塞などの病理学的変化と認知機能の低下を予測する簡単な方法であるとされています。このうように、片足立ちの評価に関わらず、日常生活上で姿勢の不安定性がみられる高齢者には注意を払うべきと考えられます。

<片あし立ち:右側下肢>

入所時と比較して、

61%の利用者さまがが改善!

21%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。

<片あし立ち:左側下肢>

入所時と比較して、

53%の利用者さまがが改善!

27%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。

②5m歩行

 歩行速度は、高齢者の死亡率や入院リスクのほかに運動能力の低下を予測できる有効な評価法であるとされています。評価時の結果に関わらず、以前と比較して歩行速度が低下したと感じる方は注意が必要です。

5m間の歩行時間が 前回と比較して1秒遅くなると転倒リスクが1.51倍も高くなることがあります。さらに、5m 歩行時間が 6.2秒よりも遅い方は、その後1 年間の転倒のリスクが、比較的に高くなることがあります。特に、 6.2秒よりも遅い方は転倒に注意しましょう。

<5m歩行:タイム>

入所時と比較して、

60%の利用者さまがが改善!

24%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。

③握力

握力は、①上肢の筋力の状態、②認知機能、③疾病などにより、動作そのものや、数値が変化します。たとえば、握力が5kg低下するごとに、何らかの原因による死亡リスクが16%増加する研究結果が出ています。また、握力が低下することで、心血管疾患のリスクは17%、心筋梗塞リスクは7%、脳卒中リスクは9%と、それぞれ増加する傾向があります。日常生活上で、「ペットボトルが開けにくくなった」、「洗濯バサミがつまめない」など、手部関連の動作により、不自由さが見られる場合は病院などで精査することをお勧めします。

<握力:右側>

入所時と比較して、

70%の利用者さまがが改善!

22%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。

<握力:左側>

入所時と比較して、

57%の利用者さまがが改善!

35%の利用者さまが心身機能を維持出来ています。