2016.10.19
デイの利用者の皆様で、スイートポテトを作成しました。
「スイートポテト」を作るにあたって、「上肢機能」や「目と手の協調性」、「フィードバック機構」、「交流」など様々な機能を利用することができます。そのために、当施設では、性別に関係なく、楽しく活動に参加できるよう工夫しています。
最初は、「わしはそんなん(そんなこと)やったことないからの…」などと言っている方もいましたが、交流を通じて、しぶしぶ行っていること、なんだか楽しくなってきたみたいで、ご本人から「ほかになんかすることないか?」などという意見も出たので、みんなで大笑いしました。
出来上がったスイートポテトの実においしく出来上がり、みなさん大満足だったようです。
<スイートポテトを行うことによる訓練効果>
①スイートポテトの特性
・イモは蒸すと柔らかくなり、成形しやすくなります。また、作りたい形をつくろうとして失敗しても、すぐに作り直すことができます。また、ある程度の形成保持が可能なので、比較的に自由に感覚を確かめながら、形づくることができます。
(POINT)立案・計画、集団活動、役割、作業工程(蒸す、切る、練る、匂う、触る、聞く、道具使用、つまむなど)、楽しむなど
(期待できる効果)上肢機能向上、認知機能向上、目と手の協調性、フィードバック特性、想起、コミュニケーションなど