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さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.13 「座位四股スパイラルストレッチ」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。
当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で13回目となります。
今回ご紹介させて頂くことは、

N0.13 「座位四股スパイラルストレッチ」です。 2017.8.28
多くのストレッチは、全身のパーツに沿ったストレッチを行います。これは特に、疲れやすいポイントや肩こり・腰痛のポイントを集中的にケアすることに特化していると考えます。また、早く何とかしたい肩こりや腰痛のケアにも安全に考慮すれば、有効的かと考えられます。
しかし、筋肉は動くために使われることや、筋肉や筋膜自体が、全身で繋がっているために、全身、または運動を考慮したストレッチ(ケア)が重要になってきます。
今回紹介させていただくケア方法は、「座位四股スパイラルストレッチ」です。
上記したように、ストレッチには、全身の繋がりを考慮すべきと述べましたが、このストレッチにより、運動に大切な①股関節・②脊柱・③肩関節を一度に運動することができ、実際の「運動」を考慮したストレッチと考えられます。
以下に記載したポイントを守ってストレッチするとより効果的と考えます。
みなさんも是非実践してみて下さい。

<実施方法>
①膝の真下に足首がくるように開脚(目安:膝関節90°)して座ります
②手で内膝を押しながら、体幹を捻ります。

<ポイント>
背骨は、複数の骨で構成されていますが、その1つ1つを認識することが適切な脊柱の可動に繋がります。それを基に、背骨の捻る部位を変えながら、力みすぎないように実施しましょう。
また、カラダは写真のように固定し、顔面や目の向きを(※視線が上方向ならば、顔も上方向。視線が下方向ならば顔も下方向:)変えてみることをおススメします。