A氏は、5年前からある病により、右側の片麻痺によって歩行が困難になりました。
その後の懸命なリハビリの結果、何とか立つことが出来るようになったようです。
現在では、なんとか平行棒内で歩けるようになったようですが、「杖で歩いてみたい」という目標を持っており、その目標を達成できるようなトレーニングが行えるような施設や病院を探していたようです。
そして、先日さんごのおうち機能訓練型デイサービスに体験に来られました。
体験時には、「何としてでも歩きたい!あきらめたくない」と語っていました。
動作を評価した結果、右側上下肢には軽度の麻痺があり、感覚も低下していました。
また、動作時には、常に手でカラダを引っ張って動いているようで、重心が後方になっていました。
体幹は前方に傾いているためか、バランスを取りにくい姿勢になり、動作時には更にカラダの内部固定を強めるようにも見受けられました。
それらを改善するために、足底などから入る感覚刺激がしっかりと背骨に伝わるよう、①足底の接地感を増すことと、②背骨の柔軟な可動を目標に施術やトレーニングを行いました。
その結果、
「あ~~~!!歩けた!」
このように触れる程度の介助量で歩けることが出来ました!!
A氏が歩けたのは、5年ぶりの事で、大声で大変喜んでいました。
実際にA氏は、毎日懸命にトレーニングを行っていました。
しかし、身体図式(ボディイメージ)に歪んでいると、自己を内観する基準にも影響があるために、トレーニング効果を発揮できないことがあります。
もし、ご自身でがんばってもなかなか結果が出ないと感じた方は、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
さんごのおうち機能訓練型デイサービスでは、体験を随時受け付けています。
また、体験時にはご自宅や、入院されている病院などへも、送迎させて頂きますので、気軽にご相談下さい。
さんごのおうち 機能訓練型デイサービス
087-834-3535