こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。
当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で12回目となります。
今回ご紹介させて頂くことは
N0.12 「脇のストレッチ」です。2017.8.10
胸郭の可動性拡大は、単純に肩関節の可動域改善だけではなく、呼吸の改善・リンパなどの循環改善にも非常に関係が深いため重要です。
呼吸が深くなれば睡眠も深くなり、それは自律神経を整えることにも繋がります。
また、リンパなどの循環が良くなれば、むくみや冷えなどの改善にも効果的です。
単にストレッチするだけでなく、硬い方向や部位があればその範囲や硬さなどを日々チェックすることが大事です。
≪方法≫
①両足、お尻もしっかりついた状態で片方の手を持ち上げます。
②肋骨が一本一本離れるように伸ばします。
③1セットで終わるのではなく、2~3回実施しましょう。
≪ポイント≫
真横だけではなく斜め前方や後方など、胸郭の曲面を考慮して微調整しながらストレッチしていくとより効果的です。
以下利用者様の様子です。