PNG 足首&足指ほぐし/その2-2

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.3 「足首足指ほぐし/その2」

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで機能訓練士をしています、理学療法士の高橋応文(たかはし まさふみ)です。

 

当施設では、利用者様に対して、当施設でのトレーニングやリハビリを個別に行っています。しかし、諸事情により週2~3回しか当施設に通うことが出来ない方が大半で、その中の多くの方が、「家で出来ること(※トレーニング・セルフケア等)ないですか?」という質問をされます。

実際にご指導させて頂いても、その方に合わなかったり、効果がしっかりでないこともあり、様々な種類のトレーニングやケアを試してみる場合も多くあります。

その為、実際に当施設でお伝えしているトレーニングやセルフケアで効果のあった事を、定期的にホームページにアップしていきたいと思います。

 

また、当施設をご利用されていない方で、「トレーニングをしっかり行っているのに、いまいち効果が出ない」と悩んでおられる方はいらっしゃると思います。そのように感じている方でも、簡単に出来ることもたくさん掲載したいと思いますので、定期的にチェックして実際に試してみて下さい。

 

 

 

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.3 「足首足指ほぐし/その2」です。2017.6.9

☆足指は、機能的には足裏のアーチを形成するのに重要な要素としても役割を担っています。アーチの役割としては主に足底からの衝撃のクッション作用です。これにより、各関節への衝撃が緩和されるのです。足裏が疲れやすい人は、もしかしたら足部の各関節が固くなってアーチが低下している可能性があります。

アーチ形成のための一般的な運動療法としてはタオルギャザーなどの運動を行いますが、それらの運動は指の曲げ伸ばし動作は可能です。しかし実際の歩行動作を見ると前後方向だけの運動ではなく、内外への捻じれ動作も含まれているため、タオルギャザーなどだけでは不十分なことがあります。そこで今回ご紹介させて頂く「足首足指ほぐし/その2」が重要になってきます。

足裏アーチに重要な関節をほぐすことが出来ます。足裏が疲れやすい人は固くなっているので丁寧に実施しましょう。

 

 

≪方法≫

①踵が動かないように固定します。

②指をかませたまま足先を捻るように各5回動かします。

 

☆ポイント☆ 

足の後ろと前が捻れるように内にも外にも捻ると効果的です。

 

 

こちらは利用者様に実際に行ってもらっている様子です。

 

次回は、

「足指ほぐし&足指はじき」

をご紹介したいと思います。