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2016.11.26 <社会活動と参加>さんごのおうち⇔瓦町フラッグ

2016.11.16

利用者2人と職員1名で、当施設から、瓦町フラッグに散歩してきました。

男性の方は、以前にも同じコースで散歩を行ったことがありますが、女性の方は、初めての散歩になります。

以前にも何度か通ったこともあり、男性の方が女性の方をエスコートするような形で、散歩がはじまりました。

途中では、お二人やスタッフの休憩のため、スターバックスコーヒーで飲食を行い、ウインドショッピングなどを終え、当施設に帰ってきました。

男性の方は、何度か同じ経路で散歩に行っていますが、少々危険に感じるところも、道中なんどかあるような状態でした。しかし、今回は、男性の方が、実際に安全に行動できるかを確認するために、試験的に助言や介助などをほとんど行わないようにしました。もちろん放任ではありません。

驚いたことは、自分が失敗したことや、注意する点などをパートナー(※女性の方)しっかり教えてあげているところでした。

また、「つかれてない?」などと気を使ってあげているなど、安全管理はもちろん、紳士的な振る舞いをされていて、スタッフは感動したようです。

その後、難なく施設に帰ることが出来ました。

職員は疲れたといっていたいましたが、お二人は久しぶりの体験ということもあり、疲れを忘れて散歩を楽しまれたようです。

 

 

<散歩トを行うことによる訓練効果>

☆散歩の特性

・私たちは、知らぬうちに、何かを指標にして行動しています(例:「マックを右、ローソンを左」など)。しかし、繁華街では、店が入れ替わりが多くあり、いわゆる目安が失われることがあります。しかし、今回の利用者様の場合、この特性を活かして、トレーニングできないかとかんがえました(例:「昔は、ここに○○があったね」などという感じで想起する。また、探索しようとするなど)。

 

(POINT)立案・計画、集団活動、役割、歩行、楽しむなど

(期待できる効果)歩行動作改善、認知機能向上、フィードバック特性、想起、探索活動、コミュニケーションなど

(詳細)

さんごのおうちはビルの2階になりますが、この方は、以前散歩に出かけて施設に帰る時、「あれ何階やったかな?」と悩まれたことがありました。前回のようなことが無いように、お二人は、出かける前に無事帰って来れるよう、何階に帰ったらいいのかを確認しています。

この男性は、何度か通ったことがあるので、注意するところや、危険なところなどを教えてあげて誘導しています。教えてあげることで、自己を振り返ることにもなり、更に安全に行動できるようになりました。また、ただ自分だけ楽しむのではなく、相方を楽しませることや、守るという役割を持てます。

後方から来る人や自転車には気付きにくいことがあります。気付いたとしても、とっさに動くとバランスを崩しやすいので、転倒に繋がります。したがって、よけなくても、相手がよけてくれるよう、他者が通れるスペースを確保して行動しています。②の写真は、自転車がよけてくれており、ご本人は、同じように前に歩いているだけです。

高齢者に関わらず、慣れない場所や、刺激が多い所では、普段以上に疲労しやすくなります。散歩では、スタッフやご本人の「歩行」での疲労に着目して休憩を取りますが、「心」の休憩もとれるよう、事前にルートの中に組み込みます。また、コミュニケーションをしっかり取るようにして、スタッフや利用者同士の和を大切にしています。

階段や段差で転倒する方が多くおられます。しかし、「そもそも段差が見えなかった」、「気付かなかった」という方が圧倒的に多くあります。しかし、手すりがあるとこには、なにかつまづきやすい場所に来ているというサインがあり、交差点などには必ず段差があるという事を教えただけで、自ら自然に確認するようになりました。

レベータを利用することで安全に移動できますが、エレベータの利用で困る方がおられます。理由は①「▲」・「▼」どちらを押していいのかわからない、②震えて押せない、③行きたい階を押せない(行きたい階を忘れる、字が見えないなどの理由で)、④ドアの開閉時間が短すぎるなどです。事前評価をして、サポートしています。

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2016.11.26  <IADL> みなさまで、スイートポテトを作成しました。

 

2016.10.19

デイの利用者の皆様で、スイートポテトを作成しました。

「スイートポテト」を作るにあたって、「上肢機能」や「目と手の協調性」、「フィードバック機構」、「交流」など様々な機能を利用することができます。そのために、当施設では、性別に関係なく、楽しく活動に参加できるよう工夫しています。

最初は、「わしはそんなん(そんなこと)やったことないからの…」などと言っている方もいましたが、交流を通じて、しぶしぶ行っていること、なんだか楽しくなってきたみたいで、ご本人から「ほかになんかすることないか?」などという意見も出たので、みんなで大笑いしました。

出来上がったスイートポテトの実においしく出来上がり、みなさん大満足だったようです。

 

<スイートポテトを行うことによる訓練効果>

①スイートポテトの特性

・イモは蒸すと柔らかくなり、成形しやすくなります。また、作りたい形をつくろうとして失敗しても、すぐに作り直すことができます。また、ある程度の形成保持が可能なので、比較的に自由に感覚を確かめながら、形づくることができます。

(POINT)立案・計画、集団活動、役割、作業工程(蒸す、切る、練る、匂う、触る、聞く、道具使用、つまむなど)、楽しむなど

(期待できる効果)上肢機能向上、認知機能向上、目と手の協調性、フィードバック特性、想起、コミュニケーションなど

 

2016.11.26  ホームページ:「口腔機能訓練について」のページを新設いたしました。

ホームページの「こんな方におススメ!」のカテゴリ内で、「口腔機能訓練について」というページを新設しました。

当施設では、理学療法・作業療法・言語聴覚士等による機能訓練だけでなく、ADLやIADLや、口腔機能訓練おこなっています。

「口腔機能訓練」は、口腔衛生上の問題を有する方や、摂食・嚥下機能に問題を有する方に指導やケア等を行います。単なる口腔衛生を保つだけでなく、嚥下機能や咀嚼機能、また口腔内の状態を考慮して、問題点を改善するためのトレーニングをマンツーマンで行うようにしています。

口腔機能に特に問題ない方でも、さまざまな評価から問題点が浮上することもありました。もし、気になる方は、一度ご相談ください。

体験・見学等随時お受けいたしております。

 

<詳細>さんごのおうちの口腔機能訓練は、看護師や言語聴覚士が原則マンツーマンで行うようにしています。

まず、現在の口腔状態はもちろん、 嚥下・構音・歯みがき方法など、様々な評価を行います。

特に嚥下は、一見呑み込めているように見えても、しっかりと呑み込めていないことがあります。

そのため、聴診器を用いて、実際に嚥下テストを行い、さらに口臭や食べかすが残っていないかをみさていただきます。

そして、舌や、歯茎、口腔内などを診て、口内炎、歯肉炎などの炎症が起きていないかをチェックします。

 

評価の結果から、①器質的ケア、②機能的ケアの2種類のケアやトレーニング等を行います。

①器質的ケアとは、口腔機能を構成する歯や歯茎などの器質的なものに対するケアのことで、歯の磨き方はもちろん、しっかりと磨けたかをチェックします。そして、その指導効果がしっかり出ているかを定期的にチェックし、適切な訓練が行えるようにしています。

2016.11.26  ホームページ:「施設案内」のページを新設いたしました。

さんごのおうち機能訓練型デイサービスをより知っていただくために、「空き情報」や「職員募集」などを「施設案内」のページにて、ご報告させていただくことになりました。

 

画面上段にある、バーの中に、「施設案内」を新設しました。「1日のタイムスケジュール」、「ご利用可能エリア」、「施設空き情報」、「ご利用料金」、「職員募集」にわけて、ご紹介しています。