プレゼンテーション1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.10 「手の皮膚はがし」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で10回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.10 「手の皮膚はがし」です。2017.7.29

 

指をバラバラに動かせた方がいいと前回の投稿まででお伝えしましたが、バラバラに動かすためには筋肉や関節だけではなく、皮膚も滑らかに動かなければなりません。

 

 

 

≪方法≫

①小指の付け根の皮膚をなるべく薄くつまみます。

②筋肉と皮膚を分けるようにつまむ部位を変えながら皮膚をはがしていきます。

≪ポイント≫

比較的つまみやすいところから始める方が効果的です。癒着があると痛みが強いため、軽く実施しましょう。

 

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

次回は、

「二の腕ほぐし」をご紹介したいと思います。

中手骨ほぐし2

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.9 「中手骨ほぐし②」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で9回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.9 「中手骨ほぐし②」です。2017.7.20

 

前回投稿でもお伝えしたように、本来指は掌の部分まで骨があります。

その間にはたくさんの筋肉があります。それら筋肉やその上にある皮膚などに制限があるとすると、「中手骨ほぐし①」で紹介した骨をバラバラに動かそうと思っても、難しい場合があります。

さらに経絡(東洋医学的観点)もこの間を通ります。そのような観点で言えば、それらの経絡は顔面から胸の方にかけてつながっていることから、このようなケアは肩の痛みやコリ、首の動きやすさを作る前提としても効果が期待できます。

 

≪方法≫

①指の付け根の背面にある骨と骨の間をマッサージするようにほぐします。

②骨と骨の間にある筋肉を丁寧にほぐすように実施します。

 

 

 

 

≪ポイント≫

皮膚のゆとりが出来るようにほぐすとより効果的です。

指先からつながる経絡がこの部分を通過しているため、ほぐしている部位だけでなく、腕や肩の方までリラックスして実施するとより効果的です。

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

 

 

次回は、

「手の皮膚はがし」をご紹介したいと思います。

 

中手骨ほぐし1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.8 「中手骨ほぐし①」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で8回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.8 「中手骨ほぐし①」です。2017.7.13

 

下の写真のように、手の指の骨は実際に見えている部分までではなく、掌の部分まで指の骨(中手骨)はあります。骨と骨の間には筋肉がたくさんあり、普段使わなかったりするとこういった細かなところも筋力が低下し、可動域が悪くなると言われています。指は本来、バラバラに動くべきところなのです。

 

 

 

 

方法≫

①2~4指の付け根にある中手骨を上下から挟みます。

バラバラに動かすように反対の手で骨をずらしていきます。

≪ポイント≫

指の根元からバラバラに動かすようにします。

 

 

 

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

 

 

 

次回は、

「中手骨ほぐし②」をご紹介したいと思います。

 

プレゼンテーション1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.7 「指はじき」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で7回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.7 「指はじき」です。2017.7.6

 

普段の生活では、手指は握る方向へはよく使いますが、反る方向へはあまり使われないことが多いです。

手指に限らずですが、基本的に普段あまり使われない関節は固くなるのです。

 

前回の投稿でお伝えしたように、指先から経絡(東洋医学的観点)が顔面から胸の方にかけてつながっていることから、肩の痛みやコリ、首の動きやすさを作る前提としても手や指のコンディショニングは効果が期待できます。

手指などの経絡上のポイントに滞り(可動域低下もその一つ)があれば、その先の肩や首に影響を及ぼす場合があるのです。

過度な使用や偏った使い方をしていると特定の指や手首が硬くなるので、どこに負担がかかっているか確認するようにチェックしながら実施するとより効果的です。

 

 

方法≫

①指を一本一本反らして曲げます

②反らした後ではじくようにするとより効果的です。

③一本につき2,3回ずつ実施しましょう。

 

 

 

 

 

ポイント☆ 

指の硬さを一本一本確認しながら、硬い指は回数を多く実施します。痛みが強くない範囲で実施するとより効果的です。

ほぐされている方ではなく、ほぐしている方の手は最小限の力で実施するようにし、肩や首に余計な力が入っていないように留意しましょう。

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

 

 

 

次回は、

「中手骨ほぐし①」をご紹介したいと思います。

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とれとれ市!

みなさんこんにちは。今日は、台風前とは思えない日差しのきつい一日でしたね。

さて、先日も毎回好評のとれとれ市に買い物に行きました。利用者の皆さんはこの日を楽しみにされており、季節の野菜や果物、お勧めのお菓子などをご自身で選んで買い物をされていました。
普段なかなか買い物をする機会がないことや、道中の転倒などが不安で外出する気にならないなどよく耳にします。実際に高齢者の多く方は、家の外で人と接する機会が減ってきていると思います。そのため、買い物を通して普段の生活と異なった良い刺激を受けることで、利用者の皆様の良い笑顔を見ることができたと考えます。

 

今回は商品一覧の画像を載せてみました。

毎回少しずつ商品の内容が変わっています。

利用者様からは好評です。