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2017.9.15 「あっ!痛くないです!!あれ!?手がこんなにも挙がってます!!!」 

改善事例のご紹介です。

 

本日、A氏は、急な強い肩の痛みと、手が挙がらなくなってしまったという訴えを聞きました。正確には、1~2か月前から少しずつ痛みが増してきていたようですが、日常生活上で特に支障なっかった為に、スタッフに伝えていなかったようです。

 

 

<診療前の様子>

逆光のため、少々暗く映っています。

肩関節 屈曲10°でした。

なにもしていない状態でも、時に疼痛が出現するようです。

 

 

肩甲帯(※肩関節)は、肩甲骨や鎖骨、胸骨などから構成されています。また、関節は7つの関節からが、互いに連携し合って肩の動きを起こしています。

それによって、複雑に作業にも対応できる手指や上肢の動きを生み出し、他の動物ではできないこと高度なことが出来るようになったと言えます。

その反面、肩こりなどの方の症状に悩むようになってきました。

 

では、なぜ肩こりなどの症状を呈してしまうのでしょうか?

 

肩は、特殊な関節であり、肩甲骨は体幹と直接関節によって支持されていないため、筋肉によって宙吊りになった状態で定位しています。

その為、姿勢や重力、また生活習慣などの影響を受けやすいことが言えます。

 

一般的には、肩甲骨は「手を動かすためのもの」と認知されているかと思いますが、実は、上記したように、姿勢制御と関連しており、事実、柔軟な肩甲帯の動きは、歩行やバランスなどを良いものにします。今回、A氏は「肩が痛い」、「肩が挙がらない」という訴えをしていますが、行動面では、歩行能低下、バランス能力の低下、柔軟な動作反射にも悪影響を及ぼすことになり、転倒のリスクも増加することが考えられます。

 

 

 

肩の診療としては、7つの関節をしっかり評価することで、「魔法がかかったようや!」とおっしゃられるほどに疼痛や関節可動域制限が一瞬で改善する事も多くあります。

 

今回の診療時間は、10分弱程度で、それでも、的が合っていたためか、疼痛がなくなり、可動域も左右差がなくなりました。

まだまだ、改善すると思います。

今後も続けたいと考えます。

 

 

<診療後の様子>

※約10分後

肩関節 屈曲約90°(約80°の改善)

疼痛なし。

(After)

(before)

もし、肩こりや関節可動域制限にお困りの方がおられましたら、ひょっとしたら原因を作った関節が適切に動いていないかもしれません。

「肩が痛いのは仕方ない」とあきらめる前にご相談ください。

 

さんごのおうち 機能訓練型デイサービス

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2017.9.6 リュックサック完成!!

さんごのおうちを利用されている利用者(以下:A氏)の作品です。

 

 

当作品を作成されたA氏は、上下肢の片麻痺によってか、手指の巧緻性やピンチ力・握力などの手の機能が低下し、趣味である縫い物が出来なくなっていました。

その後、リハビリを熱心に行った結果、趣味である縫い物がなんとか出来るようになりましたが、以前のように手を使えるようになったわけではないために、編み物など他の趣味をみつけてたしなまれていました。

 

しかし努力の結果、先日、自らの手でしっかり縫われた、とてもきれいなリュックサックを作ることができたようです!

デザインはもちろん、収納性、耐久性など細部までしっかりと考慮したつくりのリュックサックで、

職員一同感動しました!!

 

 

 

趣味活動や散歩は、一見遊んでいるだけに見えますが、趣味活動がなければ、日常生活に刺激がなくなり、心身共に廃用に機能等が低下することが示唆されています。

今回のリュックサックの件でも、作るまでには様々な心身機能や能力を活用することになります。しかし、それだけではなく、自分で作ったそのリュックを使用したいと考え、億劫であった外出を試みたようです。

今回のように、「作成」→「うれしい」だけでなく、「作成」→「うれしい」→「外出するきっかけ」・「他者と交流するきっかけ」→「社会参加」→「周囲の方の生活の活性化」→…。という具合に、小さなきっかけであっても、なるべく大きく発展できると考えます。それをどう活かして生活を改善できるかが私たちの仕事だと考えます。

 

さんごのおうちは、皆さまが、生きがいを持った活き活きとした生活を送れるよう、趣味活動をはじめ、心が動かされるような活動や、自立した生活が出来るよう機能訓練を通じて1人1人しっかりとサポートすることをモットーとしています。

「毎日の生活に張りがないけど、今より生活改善したい」とお困りの方がおられましたら、お力になれることがあるかもしれません。体験であっても送迎も可能です。いつでも、ご気軽にご相談ください。

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さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.14 「手内在筋トレーニング」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。
当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で14回目となります。
今回ご紹介させて頂くことは、

N0.14「手内在筋トレーニング」です。 2017.8.28

近年、「認知症」と「手の機能」には密接な関係があることが、研究の結果わかってきました。

握力であれば、日常生活の中で「買い物袋を持ち歩くのが困難になった」「ペットボトルのキャップが開けにくくなった」などがサインとなるようです。

人間は、多くの行動が感覚によって起こっています。

その中でも特に「手」、「目」などは、脳による神経支配領域が比較的大きいために、、手や目からの感覚情報が脳に入ってこないと、脳を使用しないために、脳機能が少しずつ低下することになり、それこそ「認知症」の原因になりかねません。

また、「手に力が入らないから、ゲートボールを辞めた」、「手に力が入らないから、料理が出来ない」、更に「手に力が入らないから、買い物に行けない」となれば、日常生活上での刺激が激減して脳機能低下に繋がり、QOLの低下に繋がり、それが更に心身機能の低下や社会参加等への悪影響につながることも考えられます。

そして、気付かないうちに、上記したような負の循環から抜け出せす、心身の廃用を招くだけでなく、生き生きとした生きがいを持った生活が行えなくなることもあります。

当施設では、その対策として、指にゴムの養成バンドをつけて、以下の様なトレーニングを楽しみを交えてトレーニングしていますのでご紹介します。

 

 

<実施方法>

①右の指先を合わせて1本ずつセットで指を回す。すべての指を順番に行う。

②親指とその他の指先を1本ずつ合わせる(※左右セット)

③指定された形を手でカタチを作る

④じゃんけん

⑤スタッフが言う数字を作る

<ポイント>

①集中は、動作<解題。課題は、誰が見ても成功か否かが分かる課題を選定する。

②じゃんけんは、後出しじゃんけんなどのバリエーションを持ち、実施速度や、声掛け時の声の大きさなどを変えて、場を盛り上げる。

※関節リウマチをはじめ、関節の運動に制限がある場には実施しないでください。

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夏の風物詩♪

8月30日(水曜日)

今日は夏の風物詩 “そうめん流し” をしました!!

そうめん流しは楽しいだけでなく、

《目と手の協調性を高める》 《反射神経を高める》 《予測的姿勢制御》など

いろんなメリットがあります!!

 

薬味の準備

 

そうめんを受けるザルのセッティング

 

~しょうが、ねぎ、みょうが、大葉、すりゴマ、すだち~

好みの薬味を入れて

 

いざスタート★

 

思った以上に早く流れてくる “そうめん”。

少しずつ慣れ、上手く掴めました♪

 

「初めてしたわ」 「夏らしいて、ええな」

「楽しかった」  「みょうががええ味出しとる」

 

楽しみながら、訓練にもなる “そうめん流し”

また来年もやりましょう★★★

 

まだまだ暑い日が続きます。皆様どうぞご自愛下さい。

 

生活相談員 田中茉衣

 

 

図2

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.13 「座位四股スパイラルストレッチ」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。
当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で13回目となります。
今回ご紹介させて頂くことは、

N0.13 「座位四股スパイラルストレッチ」です。 2017.8.28
多くのストレッチは、全身のパーツに沿ったストレッチを行います。これは特に、疲れやすいポイントや肩こり・腰痛のポイントを集中的にケアすることに特化していると考えます。また、早く何とかしたい肩こりや腰痛のケアにも安全に考慮すれば、有効的かと考えられます。
しかし、筋肉は動くために使われることや、筋肉や筋膜自体が、全身で繋がっているために、全身、または運動を考慮したストレッチ(ケア)が重要になってきます。
今回紹介させていただくケア方法は、「座位四股スパイラルストレッチ」です。
上記したように、ストレッチには、全身の繋がりを考慮すべきと述べましたが、このストレッチにより、運動に大切な①股関節・②脊柱・③肩関節を一度に運動することができ、実際の「運動」を考慮したストレッチと考えられます。
以下に記載したポイントを守ってストレッチするとより効果的と考えます。
みなさんも是非実践してみて下さい。

<実施方法>
①膝の真下に足首がくるように開脚(目安:膝関節90°)して座ります
②手で内膝を押しながら、体幹を捻ります。

<ポイント>
背骨は、複数の骨で構成されていますが、その1つ1つを認識することが適切な脊柱の可動に繋がります。それを基に、背骨の捻る部位を変えながら、力みすぎないように実施しましょう。
また、カラダは写真のように固定し、顔面や目の向きを(※視線が上方向ならば、顔も上方向。視線が下方向ならば顔も下方向:)変えてみることをおススメします。

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さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.12 「脇のストレッチ」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で12回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.12 「脇のストレッチ」です。2017.8.10

 

胸郭の可動性拡大は、単純に肩関節の可動域改善だけではなく、呼吸の改善・リンパなどの循環改善にも非常に関係が深いため重要です。

呼吸が深くなれば睡眠も深くなり、それは自律神経を整えることにも繋がります。

また、リンパなどの循環が良くなれば、むくみや冷えなどの改善にも効果的です。

単にストレッチするだけでなく、硬い方向や部位があればその範囲や硬さなどを日々チェックすることが大事です。

 

 

≪方法≫

①両足、お尻もしっかりついた状態で片方の手を持ち上げます。

②肋骨が一本一本離れるように伸ばします。

③1セットで終わるのではなく、2~3回実施しましょう。

 

≪ポイント≫

真横だけではなく斜め前方や後方など、胸郭の曲面を考慮して微調整しながらストレッチしていくとより効果的です。

 

以下利用者様の様子です。

 

 

プレゼンテーション1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.11 「二の腕ほぐし」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で11回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.11 「二の腕ほぐし」です。2017.8.4

 

上腕の筋のコンディショニングは主に肘への負担を軽減し繰り返しのストレスにより肘の痛みを予防するためにも非常に重要です。

また、当然ですが肘の可動域改善にも重要なものになります。

単にストレッチするだけでなく、硬い方向や部位、しこりのような硬さがあればその範囲や硬さなどを日々チェックすることが大事です。

 

 

 

 

 

≪方法≫

①肘のやや上を膝に乗せるように腕を脱力します。

②下腿筋肉を膝を使って直接ほぐすように硬さを改善していきます。

③最初は乗せるだけで一か所20~30秒程度に留めます。

④あてる場所を変えながら二の腕全体の筋肉のしこりをとっていきます。

≪ポイント≫

手のひらの向きを内向きや下向きにすることでより細かく二の腕の硬さを改善することが出来ます。

まずは比較的硬さの少なく痛みの少ない部位から実施していきましょう。

 

 

以下利用者様の写真です。

ご覧のとおり、大幅な可動域改善が見られました。

実施時間は2~3分程度です。

壁にもたれながらやると、高齢の方でも安全に楽に行うことが出来ます。

 

 

 

~実施前~

~実施後~

 

 

プレゼンテーション1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.10 「手の皮膚はがし」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で10回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.10 「手の皮膚はがし」です。2017.7.29

 

指をバラバラに動かせた方がいいと前回の投稿まででお伝えしましたが、バラバラに動かすためには筋肉や関節だけではなく、皮膚も滑らかに動かなければなりません。

 

 

 

≪方法≫

①小指の付け根の皮膚をなるべく薄くつまみます。

②筋肉と皮膚を分けるようにつまむ部位を変えながら皮膚をはがしていきます。

≪ポイント≫

比較的つまみやすいところから始める方が効果的です。癒着があると痛みが強いため、軽く実施しましょう。

 

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

次回は、

「二の腕ほぐし」をご紹介したいと思います。

中手骨ほぐし2

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.9 「中手骨ほぐし②」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で9回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.9 「中手骨ほぐし②」です。2017.7.20

 

前回投稿でもお伝えしたように、本来指は掌の部分まで骨があります。

その間にはたくさんの筋肉があります。それら筋肉やその上にある皮膚などに制限があるとすると、「中手骨ほぐし①」で紹介した骨をバラバラに動かそうと思っても、難しい場合があります。

さらに経絡(東洋医学的観点)もこの間を通ります。そのような観点で言えば、それらの経絡は顔面から胸の方にかけてつながっていることから、このようなケアは肩の痛みやコリ、首の動きやすさを作る前提としても効果が期待できます。

 

≪方法≫

①指の付け根の背面にある骨と骨の間をマッサージするようにほぐします。

②骨と骨の間にある筋肉を丁寧にほぐすように実施します。

 

 

 

 

≪ポイント≫

皮膚のゆとりが出来るようにほぐすとより効果的です。

指先からつながる経絡がこの部分を通過しているため、ほぐしている部位だけでなく、腕や肩の方までリラックスして実施するとより効果的です。

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

 

 

次回は、

「手の皮膚はがし」をご紹介したいと思います。

 

中手骨ほぐし1

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.8 「中手骨ほぐし①」

こんにちは。機能訓練士の高橋応文(たかはしまさふみ)です。

当施設で利用者様にセルフケアとして行っていただいているコンディショニング方法を以前より紹介していますが、今回で8回目となります。

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.8 「中手骨ほぐし①」です。2017.7.13

 

下の写真のように、手の指の骨は実際に見えている部分までではなく、掌の部分まで指の骨(中手骨)はあります。骨と骨の間には筋肉がたくさんあり、普段使わなかったりするとこういった細かなところも筋力が低下し、可動域が悪くなると言われています。指は本来、バラバラに動くべきところなのです。

 

 

 

 

方法≫

①2~4指の付け根にある中手骨を上下から挟みます。

バラバラに動かすように反対の手で骨をずらしていきます。

≪ポイント≫

指の根元からバラバラに動かすようにします。

 

 

 

 

以下は利用者様の実際の動画です。

 

 

 

 

次回は、

「中手骨ほぐし②」をご紹介したいと思います。