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2017.5.23 新聞に初登場!?

実用的な歩行のトレーニングとして、利用者さま2人で、瓦町のさつき展覧会に行ってきました。

男性の方は、訓練当初、危険な場所に立ったり、自転車にぶつかりそうになったりと危険に感じることが多くありました。

しかし、何度かトレーニングを繰り返すと、「ここは前(以前)に(自転車に)ひかれそうになったとこや(笑)気をつけよう」などといい、十分に確認できるようになってきました。また、自分の動作能力を考慮して、信号を渡るタイミングを計ったりでき、特に問題なく安全に移動できるようになりました。

 

今回、女性の方を連れて、さつきの展覧会に行くことになりましたが、お連れの女性もしっかり誘導でき、とても紳士的でした。

 

展覧会では、「さすが展覧会」といえるほど、素敵なさつきをたくさん見ることができ、お二人はとても満足されたようです。

 

 

 

「あれ!?なんか撮影しよるな」と男性の方が気づきました。

 

 

男性の方が真剣にさつきを見ていた時……

 

 

「ぱしゃ!」、「はしゃ!!」

 

 

なんと、この時に撮影された写真が、2017.5.23の四国新聞の記事になっていました!!

 

後日、ご本人たちが、この記事を見てとても楽しそうに他の利用者さまにお話しされていました。

 

これにより、他の利用者さまもたのしそうで、とてもいい雰囲気でした。

また、利用者のみなさまも、外出のしてみたいという意欲が湧いてきたみたいで、とてもいい刺激になりました。

 

「年を取ると、めんどくさくて外にでたくなくなる」という方に多く出会ってきました。

実際に、当施設でもこういう思いをされている方も多くおられます。

しかし、周りの方が行って楽しさが伝わったり、知人が誘うことで、ついつい外出されることも多くあるようです。

さんごのおうちでは、そういった良い刺激をご提供できるよう、努めたいと思います。

DM教室

2017.05.29 糖尿病イベント開催しました!

こんにちは。

リブレボディ チーフトレーナーで、さんごのおうち機能訓練型デイサービス 機能訓練士の理学療法士・高橋です。

遅くなりましたが月曜日に開催しました、ボディバンク様での「理学療法士がお伝えする 糖尿病の運動療法教室」の報告を致します。

当日はリブレボディの会員様の他に、地域のケアマネージャー様にも参加していただきました。

糖尿病がなぜ大きな問題として捉えないといけないのか。少し暗い話もしましたが、意外と知られていない糖尿病の怖さを知っていただきました。

そして理学療法士、またトレーナーとして、多くの方が辛い、めんどくさいと捉えてしまう「運動」を、どのように捉えて生活に取り入れていくのかをお伝えしました。

 

詳細は、こちら☟

糖尿病イベント開催報告

 

次回の「理学療法士がお伝えする 糖尿病の運動療法教室」は、

日時:6/6(火)13:00~14:00

場所:セルフメディケーションプラザ BodyBankセミナールーム

参加費:500円

講師:高橋応文(たかはしまさふみ:リブレボディ チーフトレーナー、さんごのおうち機能訓練型デイサービス 機能訓練士)

定員:30名

 

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2017.05.29 「あ~買いすぎてしまうわ~。まーえーわ」

今日も日差しのきつい一日でしたね。一年でもっとも紫外線の強い時期だと納得させられました。

さて、本日は毎月好評のとれとれ市に買い物に行きました。利用者の皆さんはこの日を楽しみにされており、季節の野菜や果物をご自身で選んで買い物をすることに夢中でした。
普段なかなか買い物をする機会がないことや、道中の転倒などが不安で外出する気にならないなどよく耳にします。実際に高齢者の多く方は、家の外で人と接する機会が減ってきていると思います。そのため、買い物を通して普段の生活と異なった良い刺激を受けることで、利用者の皆様の良い笑顔を見ることができたと考えます。

 


当施設では、機能訓練にはこだわって係りを持つようにしていますが、IADLがより重要と考えています。そのため、当施設では、利用者さまの意見があれば、すぐに実行できるようなかかわりを持っています。今回の件も同様に、機能面あっての社会参加であるため、このようなイベントを定期的に開催しています。諦めていたことでも、少しのサポートにより「できた」という経験をきっかけとして、そのほかでも「よし、やってみよう」という意欲を出して、自ら良い生活に変えていけるよう、かかわりを持って行きたいと考えています。

この記事を読まれたかたの中にも、なんらかの理由で行動を抑制している方が折られるかと思われます。そのような方が、当記事を参考に幸せな生活を送れるきっかけになることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!破竹ご飯 完成

今日は風が心地よく過ごしやすいお天気ですね♪

土曜日はサービス提供時間が平日に比べて長く10時~15時15分までとなっています。そのため、全員の方が昼食を食べられます。

今日はご利用者宅で採れた破竹を使って炊き込みご飯、玉ねぎを使ってお味噌汁作りをしました!

ご利用者に準備をお願いすると、一人の方が「ちょっと待ってよ~」と荷物置き場の方へ。なんだろう?と思っていると、カバンから取り出したのは エプロン !!

土曜日はよく調理をするため、ご家族にお願いして準備してもらったようです。

普段ご自宅ではご家族が食事の準備をしているため、デイサービスでの調理がすごく楽しみになっていると、話して下さいました。

またできた食事を他のご利用者に「おいしい!」と言ってもらうことが嬉しいそうです。

食事をしている際、その方が「玉ねぎもう少し小さく切ったらよかった」と呟かれており、どおして?と伺うと「〇〇さんにはもう少し小さい方が食べやすいと思って」と言われたんです。

周りの方の様子も観察し、こうしたらよかった、次はこうしようと考えられているですね。

調理を通して様々な刺激があるんだな~と改めて感じました。

5月も残りわずか。季節の変わり目ですので、皆さん体調を崩さないようお気をつけ下さい。

生活相談員 田中茉衣

田中茉衣 自己紹介3

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで生活相談員をしています、田中茉衣(たなかまい)です!

\ はじめまして♪ /

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで生活相談員をしています、田中茉衣(たなかまい)と申します。初投稿ですので、まずは自己紹介から!!

◎出身:小豆島
◎血液型:A型 真面目な性格!?
◎資格:
介護福祉士、社会福祉主事
レクリエーションインストラクター

◎好きなこと、楽しみなこと:
最近一眼レフを買ったので、写真を撮ること!上達に向けて勉強中

📷

利用者さんや周りの方に教えてもらった美味しいお店やオススメの場所に行くのが楽しみです♡

◎経歴~現在:
介護の専門学校を卒業し、特別養護老人ホームで2年、老人保健施設で約3年勤務しました。

そして約2年前さんごのおうち 開業に伴い、生活相談員として働くことになりました。

はじめてのデイサービス、はじめての生活相談員。不安もありましたが、周りの方に助けられ、今ではこの仕事にやりがいを持てるようになりました!生活相談員になって感じたことや学んだことは今後の記事でご報告できたらと思います♪

ご利用者が自分らしく過ごせるよう、精一杯頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

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さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.1 「かかとほぐし」

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで機能訓練士をしています、理学療法士の青野真一(あおの  しんいち)です。

 

当施設では、利用者様に対して、当施設でのトレーニングやリハビリを個別に行っています。しかし、諸事情により週2~3回しか当施設に通うことが出来ない方が大半で、その中の多くの方が、「家で出来ること(※トレーニング・セルフケア等)ないですか?」という質問をされます。

実際にご指導させて頂いても、その方に合わなかったり、効果がしっかりでないこともあり、様々な種類のトレーニングやケアを試してみる場合も多くあります。

その為、実際に当施設でお伝えしているトレーニングやセルフケアで効果のあった事を、定期的にホームページにアップしていきたいと思います。

 

また、当施設をご利用されていない方で、「トレーニングをしっかり行っているのに、いまいち効果が出ない」と悩んでおられる方はいらっしゃると思います。そのように感じている方でも、簡単に出来ることもたくさん掲載したいと思いますので、定期的にチェックして実際に試してみて下さい。

 

 

 

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.1 「かかとほぐし」です。2017.5.25

 

☆かかとは、二足歩行を安定することが出来る為、非常に重要な骨のひとつと言えます。また、かかとの皮膚は、全身の中で最も固く、体重を支えるクッションの役目をしているようです。

 

つまり、かかとがうまく活用できていない場合、歩行の安定性の低下や、体重を上手く支えられなくなることが考えられます。

 

歩行状態改善のためには、歩行訓練や、筋力トレーニング、またバランストレーニングを行うことが一般的かと思われます。

 

しかし、上記の様なトレーニングを行てもなかなか改善しない場合、この「かかとほぐし」を行ってみるのも良いかもしれません。

 

さんごのおうちでは、施設でのトレーニングに加えて、自宅で以下のような方法で、「かかとほぐし」を行うようおススメしています。

 

 

 

≪方法≫

①くるぶしを内外側から固定します。

②かかとを軽く圧迫しながら5回、かかとを回すように動かします。

③時計回り・反時計回りに同じように動かします。

 

☆ポイント☆ 

少し足首の中心に向けてかかとから圧を加えると効果的です。

 

下図は、利用者様の様子です。

「かかとほぐし」を行ったあと、スタッフが「歩いた感じはどうですか?」と質問してみたところ、「だいぶえーなー。足がしっかりついとる感じがするわ」とおっしゃっていました。

 

次回は、

「足首&足指ほぐし/その1」

をご紹介したいと思います。

 

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2017.5.15 <動作改善事例>~痛くないわ!さぁ~どこいこか。~

今回ご紹介させて頂く方は、腰部脊椎管狭窄症の為、下肢機能の急激な低下と、急激な疼痛により急に動けなくなりました。残念ながら、初回の手術では残念ながら症状が改善せず、再手術を行いました。しかし、術後、6か月間は平行棒内でも歩けなかったようで、立つことも難しかったようです。

退院後、疼痛の改善、ADL能力改善、また歩行能力改善などの為に、当施設を利用されました。

利用開始時、動作を行うごとに、急激な下肢の疼痛と脱力に加え、心身的な疲労により、何事にもネガティブであり、トレーニングにも消極的でした。

しかし、諦めずにトレーニングを行った結果、現在では疼痛はほとんどなく、自宅の付近20~30mの範囲で散歩できるようになりました。

その詳細を以下動画を交えて掲示したいと思います。

今回のご掲示にあったて、ご本人に相談したところ、「最初は、本当にもうあかんと諦めてたけど、諦めずに楽しみながらやってたら良うなったことは本当にうれしかったわ。俺みたいに困っている人も、ここ(当施設:さんごのおうち)に来たらええのに(笑)」と明るく元気おっしゃって頂きました。

Tさまのご意向が無駄にならないよう、当施設職員一同頑張っていきたいと思います。

ありがとうございます

 

 

 

T様 70歳代 男性

2014年7月歩けなくなり、診察を受けると、腰部脊椎管狭窄症と診断されました。医師から手術が必要と診断されましが、すぐに手術はせず、外来で治療を継続していました。しかし、同年10月には、下肢の症状が強くなり、手術することを決まられました。

残念ながら、初めの手術後、急激な疼痛憎悪などがあった為に、再手術を行うことになりました。

その後、入院を行い、リハビリを受けることになりました。

 

術後、6か月間は平行棒内でも歩けなかったようで、立つことも難しかったようです。

退院後、疼痛の改善、ADL能力改善、また歩行能力改善などの為に、当施設を利用されました。

 

当施設ご利用当初の初期評価として、

  • 下肢の痺れが強く、長距離の歩行困難(※歩行器利用)、立位困難などにより、自立した生活は行えるものの、将来の事を含めて不安が隠せない様子でした。また、疼痛や疲労を恐れるため、リハビリに対して消極的です。
  • 平行棒内の歩行は、なんとか移動できましたが、安定性が低く、2m程度移動することがやっとという状態でした。動作時の姿勢が悪く、下肢に力が入らない様子。

 

 

当施設のリハビリスタッフは、

理学療法士が、疼痛ケアや筋力トレーニングをはじめ、歩行訓練や動作指導などの動作訓練を行いました。

作業療法士は、ADL面のトレーニングやIADL面のトレーニングを全般的に行いました。

 

<当施設ご利用3か月後>

筋力や姿勢が少し改善し、歩行状態も安定してきました。そのことで、ご自宅での生活が行いやすくなり、リハビリに対して意欲的になりました。平行棒内では、1往復軽介助で移動できるようになりました。

 

<当施設ご利用6か月後>

著明な変化はないものの、疼痛や動作など、多くの項目で改善が見られました。疼痛などによるネガティブな発言もほとんどなくなり、外出にも意欲が出て来たようです。自宅でも、セラピストに教わったトレーニングを毎日欠かさず行っているようです。平行棒内では近位見守り程度の介助量で移動ができ、休憩は必要なものの、野外での歩行が出来るようになりました。しかし、つまづくような感じがするようで、休憩を多くとる必要があります。

 

<当施設ご利用12か月後>

自宅や当施設での屋内歩行は自立されました。平行棒内でも、7往復程度介助なく移動できています。痛みは、ほとんどなくなりましたが、不定期に急激な下肢の脱力やしびれがあるようです(※以前のように立てなくなるほどではない模様)。

「旅行に行きたい」という希望を持てるようになったことを喜んでいます。

 

<現在>

平行棒内では、念のため片手で支える程度の力で、移動出来ています。

以前のような不安な感じはなく、痺れや脱力が無く、足が軽くなったようで、気候の良い時には、自宅から20~30mの距離の範囲で散歩しているようです。

以前と比較して、だいぶ楽に移動出来るようになったが、未だ以前の恐怖心がある為に、旅行には行けていない様子。しかし、ご本人は「この恐怖心が無ければ、カラダ的にはもう大丈夫なような感じやけどな…。行ってみよか(笑)」とおっしゃていた。

 

≪動画≫

歩行時の様子はこちら その1

歩行時の様子はこちら!その2