!破竹ご飯 完成

今日は風が心地よく過ごしやすいお天気ですね♪

土曜日はサービス提供時間が平日に比べて長く10時~15時15分までとなっています。そのため、全員の方が昼食を食べられます。

今日はご利用者宅で採れた破竹を使って炊き込みご飯、玉ねぎを使ってお味噌汁作りをしました!

ご利用者に準備をお願いすると、一人の方が「ちょっと待ってよ~」と荷物置き場の方へ。なんだろう?と思っていると、カバンから取り出したのは エプロン !!

土曜日はよく調理をするため、ご家族にお願いして準備してもらったようです。

普段ご自宅ではご家族が食事の準備をしているため、デイサービスでの調理がすごく楽しみになっていると、話して下さいました。

またできた食事を他のご利用者に「おいしい!」と言ってもらうことが嬉しいそうです。

食事をしている際、その方が「玉ねぎもう少し小さく切ったらよかった」と呟かれており、どおして?と伺うと「〇〇さんにはもう少し小さい方が食べやすいと思って」と言われたんです。

周りの方の様子も観察し、こうしたらよかった、次はこうしようと考えられているですね。

調理を通して様々な刺激があるんだな~と改めて感じました。

5月も残りわずか。季節の変わり目ですので、皆さん体調を崩さないようお気をつけ下さい。

生活相談員 田中茉衣

田中茉衣 自己紹介3

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで生活相談員をしています、田中茉衣(たなかまい)です!

\ はじめまして♪ /

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで生活相談員をしています、田中茉衣(たなかまい)と申します。初投稿ですので、まずは自己紹介から!!

◎出身:小豆島
◎血液型:A型 真面目な性格!?
◎資格:
介護福祉士、社会福祉主事
レクリエーションインストラクター

◎好きなこと、楽しみなこと:
最近一眼レフを買ったので、写真を撮ること!上達に向けて勉強中

📷

利用者さんや周りの方に教えてもらった美味しいお店やオススメの場所に行くのが楽しみです♡

◎経歴~現在:
介護の専門学校を卒業し、特別養護老人ホームで2年、老人保健施設で約3年勤務しました。

そして約2年前さんごのおうち 開業に伴い、生活相談員として働くことになりました。

はじめてのデイサービス、はじめての生活相談員。不安もありましたが、周りの方に助けられ、今ではこの仕事にやりがいを持てるようになりました!生活相談員になって感じたことや学んだことは今後の記事でご報告できたらと思います♪

ご利用者が自分らしく過ごせるよう、精一杯頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

PNG かかとほぐし 2

さんごのおうち機能訓練型デイサービスでのトレーニング・セルフケアのご紹介 No.1 「かかとほぐし」

さんごのおうち機能訓練型デイサービスで機能訓練士をしています、理学療法士の青野真一(あおの  しんいち)です。

 

当施設では、利用者様に対して、当施設でのトレーニングやリハビリを個別に行っています。しかし、諸事情により週2~3回しか当施設に通うことが出来ない方が大半で、その中の多くの方が、「家で出来ること(※トレーニング・セルフケア等)ないですか?」という質問をされます。

実際にご指導させて頂いても、その方に合わなかったり、効果がしっかりでないこともあり、様々な種類のトレーニングやケアを試してみる場合も多くあります。

その為、実際に当施設でお伝えしているトレーニングやセルフケアで効果のあった事を、定期的にホームページにアップしていきたいと思います。

 

また、当施設をご利用されていない方で、「トレーニングをしっかり行っているのに、いまいち効果が出ない」と悩んでおられる方はいらっしゃると思います。そのように感じている方でも、簡単に出来ることもたくさん掲載したいと思いますので、定期的にチェックして実際に試してみて下さい。

 

 

 

今回ご紹介させて頂くことは

 

N0.1 「かかとほぐし」です。2017.5.25

 

☆かかとは、二足歩行を安定することが出来る為、非常に重要な骨のひとつと言えます。また、かかとの皮膚は、全身の中で最も固く、体重を支えるクッションの役目をしているようです。

 

つまり、かかとがうまく活用できていない場合、歩行の安定性の低下や、体重を上手く支えられなくなることが考えられます。

 

歩行状態改善のためには、歩行訓練や、筋力トレーニング、またバランストレーニングを行うことが一般的かと思われます。

 

しかし、上記の様なトレーニングを行てもなかなか改善しない場合、この「かかとほぐし」を行ってみるのも良いかもしれません。

 

さんごのおうちでは、施設でのトレーニングに加えて、自宅で以下のような方法で、「かかとほぐし」を行うようおススメしています。

 

 

 

≪方法≫

①くるぶしを内外側から固定します。

②かかとを軽く圧迫しながら5回、かかとを回すように動かします。

③時計回り・反時計回りに同じように動かします。

 

☆ポイント☆ 

少し足首の中心に向けてかかとから圧を加えると効果的です。

 

下図は、利用者様の様子です。

「かかとほぐし」を行ったあと、スタッフが「歩いた感じはどうですか?」と質問してみたところ、「だいぶえーなー。足がしっかりついとる感じがするわ」とおっしゃっていました。

 

次回は、

「足首&足指ほぐし/その1」

をご紹介したいと思います。

 

IMG_3881

2017.5.15 <動作改善事例>~痛くないわ!さぁ~どこいこか。~

今回ご紹介させて頂く方は、腰部脊椎管狭窄症の為、下肢機能の急激な低下と、急激な疼痛により急に動けなくなりました。残念ながら、初回の手術では残念ながら症状が改善せず、再手術を行いました。しかし、術後、6か月間は平行棒内でも歩けなかったようで、立つことも難しかったようです。

退院後、疼痛の改善、ADL能力改善、また歩行能力改善などの為に、当施設を利用されました。

利用開始時、動作を行うごとに、急激な下肢の疼痛と脱力に加え、心身的な疲労により、何事にもネガティブであり、トレーニングにも消極的でした。

しかし、諦めずにトレーニングを行った結果、現在では疼痛はほとんどなく、自宅の付近20~30mの範囲で散歩できるようになりました。

その詳細を以下動画を交えて掲示したいと思います。

今回のご掲示にあったて、ご本人に相談したところ、「最初は、本当にもうあかんと諦めてたけど、諦めずに楽しみながらやってたら良うなったことは本当にうれしかったわ。俺みたいに困っている人も、ここ(当施設:さんごのおうち)に来たらええのに(笑)」と明るく元気おっしゃって頂きました。

Tさまのご意向が無駄にならないよう、当施設職員一同頑張っていきたいと思います。

ありがとうございます

 

 

 

T様 70歳代 男性

2014年7月歩けなくなり、診察を受けると、腰部脊椎管狭窄症と診断されました。医師から手術が必要と診断されましが、すぐに手術はせず、外来で治療を継続していました。しかし、同年10月には、下肢の症状が強くなり、手術することを決まられました。

残念ながら、初めの手術後、急激な疼痛憎悪などがあった為に、再手術を行うことになりました。

その後、入院を行い、リハビリを受けることになりました。

 

術後、6か月間は平行棒内でも歩けなかったようで、立つことも難しかったようです。

退院後、疼痛の改善、ADL能力改善、また歩行能力改善などの為に、当施設を利用されました。

 

当施設ご利用当初の初期評価として、

  • 下肢の痺れが強く、長距離の歩行困難(※歩行器利用)、立位困難などにより、自立した生活は行えるものの、将来の事を含めて不安が隠せない様子でした。また、疼痛や疲労を恐れるため、リハビリに対して消極的です。
  • 平行棒内の歩行は、なんとか移動できましたが、安定性が低く、2m程度移動することがやっとという状態でした。動作時の姿勢が悪く、下肢に力が入らない様子。

 

 

当施設のリハビリスタッフは、

理学療法士が、疼痛ケアや筋力トレーニングをはじめ、歩行訓練や動作指導などの動作訓練を行いました。

作業療法士は、ADL面のトレーニングやIADL面のトレーニングを全般的に行いました。

 

<当施設ご利用3か月後>

筋力や姿勢が少し改善し、歩行状態も安定してきました。そのことで、ご自宅での生活が行いやすくなり、リハビリに対して意欲的になりました。平行棒内では、1往復軽介助で移動できるようになりました。

 

<当施設ご利用6か月後>

著明な変化はないものの、疼痛や動作など、多くの項目で改善が見られました。疼痛などによるネガティブな発言もほとんどなくなり、外出にも意欲が出て来たようです。自宅でも、セラピストに教わったトレーニングを毎日欠かさず行っているようです。平行棒内では近位見守り程度の介助量で移動ができ、休憩は必要なものの、野外での歩行が出来るようになりました。しかし、つまづくような感じがするようで、休憩を多くとる必要があります。

 

<当施設ご利用12か月後>

自宅や当施設での屋内歩行は自立されました。平行棒内でも、7往復程度介助なく移動できています。痛みは、ほとんどなくなりましたが、不定期に急激な下肢の脱力やしびれがあるようです(※以前のように立てなくなるほどではない模様)。

「旅行に行きたい」という希望を持てるようになったことを喜んでいます。

 

<現在>

平行棒内では、念のため片手で支える程度の力で、移動出来ています。

以前のような不安な感じはなく、痺れや脱力が無く、足が軽くなったようで、気候の良い時には、自宅から20~30mの距離の範囲で散歩しているようです。

以前と比較して、だいぶ楽に移動出来るようになったが、未だ以前の恐怖心がある為に、旅行には行けていない様子。しかし、ご本人は「この恐怖心が無ければ、カラダ的にはもう大丈夫なような感じやけどな…。行ってみよか(笑)」とおっしゃていた。

 

≪動画≫

歩行時の様子はこちら その1

歩行時の様子はこちら!その2

18042960_1054483358018428_184850176_o

2017.4.19 <動作改善事例>~あきらめない!ゆっくり着実に。~

今回ご紹介させて頂く方は、ある神経系の病に侵され、呼吸障害や、手足などの急に動かなくなりました。残念ながら、当疾患の予後はそれほど良くない疾患で、罹患後も障害を持つことが予測されました。

入院当初は、日常生活動作の多くは何とか自立していますが、移動は伝い歩きやシルバーカーを利用され、どんな動作でも疲労感が強く、生活には苦労されたようです。

しかし、訓練の甲斐あって、発症後18か月経ちました(※当施設でのご利用は約1年)が、屋内歩行は自立され、課題であった転倒や易疲労も大きく改善され、生活が大変行いやすくなったようです。

今回のご掲示にあったて、ご本人に相談したところ、「僕みたいに困ってても、頑張れば良くなるという事を伝えることは良いことだし、ちゃんとしたトレーニング出来ずに困っている人には、ぜひさんごさん(当施設)を利用してほしい」と言って頂きました。

 

西山さまのご意向が無駄にならないよう、当施設職員一同頑張っていきたいと思います。

ありがとうございます。

 

 

<詳細>

西山隆義さま 70歳代後半 男性

 

西山さまは、ある病により高松赤十字病院に入院され、その後すぐにリハビリが開始されました。

 

リハビリの甲斐あって、自宅内では伝い歩き歩行器を用いて何とか歩行が出来ていたようです。しかし、実際に転倒が多くあり危険な状態であった為に、今後も実用的な歩行能力をつけることを目的に、さんごのおうち機能訓練型デイサービスをご利用されることになりました。

 

平成28年5月より当施設を利用されました。

利用開始時の評価として、

  • 全身の状態  「(いろんなことに)困ってる。」、「左足が挙がらん」など
  • 5m歩行    7.94秒(歩行器利用)
  • 片足立ち 右:1.25秒、左:1.18秒
  • 筋力・関節可動域 良好
  • 握力 右14.6kg、左14.6kg
  • 感覚機能 「左足先・指がしびれる」
  • 疼痛 特になし

という状態でした。

ご本人やご家族の希望としては、「少しでも元気になり、今の生活がこれからも送れるよう頑張りたい」、「転倒を無くしたい」などが挙げられました。

それらの心身評価やご本人やご家族の意向を基に、下肢機能訓練(筋力トレーニング・バランス等)や歩行訓練を中心にトレーニングを行いました。

 

その結果、2か月後の評価時には以下のような結果でした。

  • 全身の状態

「つまづくのが減った。」、「ほかのこと(めまいなどの症状)も徐々に解消してきた。」など

  • 5m歩行 初期7.94秒(歩行器利用)⇒6.06秒(歩行器利用)
  • 片足立ち 右:初期1.25秒⇒0.97秒、左:初期1.18秒⇒0.65秒
  • 筋力・関節可動域 良好
  • 握力 右 初期6kg⇒15.9kg、左 初期14.6kg⇒15.7kg
  • 感覚機能 「あとは、ふくらはぎの下がしびれるぐらい(5割減程度)」
  • 疼痛 特になし

 

2か月間トレーニングを行った結果、上記のように「つまづくの(つまづくこと)が減った。」、「ほかのこと(めまいなどの症状)も徐々に解消してきた。」などありますが、各項目の評価としては、著変無いと言える状態でした。しかし、ご本人が手ごたえを感じている(実生活では出来ることが多くなったなど)ようであったこともあり、訓練品目は大きく変えず、トレーニングを行うことになりました。

 

その後、6か月間は大きな変化はないものの、徐々に日常生活が行いやすくなってきた様子でした。

しかし、平成29年になってから、大きく動作能力が向上してきました。

平成29年2月の評価時には、

  • 5m歩行 初期7.94秒(歩行器利用)⇒2月8.2秒(独歩;歩行器利用なし)
  • 片足立ち  右:初期1.25秒⇒2月3.0秒、左:初期0.65秒⇒2月1.8秒
  • 筋力・関節可動域 良好
  • 握力 右14.6kg⇒15.1kg、左14.6kg⇒13.6kg
  • 感覚機能 「ほとんどないな(9割減程度)」
  • 疼痛 特になし

 

現在では、当施設利用時には歩行器を利用せず移動しており、歩行速度や安定性、また持久力などの項目を見ても屋内では実用レベルに達したことが言えます(※野外は、ご本人の意向もあり未実施)また、訓練に対しても初期比較してトレーニング強度が上がっているが余裕の表情を浮かべている。

 

今後の目標として特に明確な事は無い様子です。しかし、せっかく得た能力が無駄にならによう、まずは状態を維持出来ること、また活動的になることを検討してみたいようです。

 

最後になりましたが、当施設としても、西山さまのように元気になって、生きがいのある充実した生活が送れるよう、サポートを強化していきたいと考えます。

そして、今回の掲載に快くご協力して頂いた西山さま、本当にありがとうございます。

17545526_1896653660581722_3759130420166136915_o

2017.4.10新入職員のご紹介

はじめまして。

理学療法士の高橋応文(たかはしまさふみ)と申します。

 

出身は広島県福山市です。

以前は福山の隣の尾道という場所の急性期病院で働いていました。

この度、ご縁があり、2017年4月より株式会社Ys健康科学 リブレボディに入職しました。

 

以前私は、日々の業務に追われる心身のストレスなどによってか、自身の目標を見失い、仕事が楽しいと感じられなくなっていました。

自分自身が奴隷のように仕事をこなしているようにも感じることもあり、心身共に疲弊していたように思います。

そして、そのような日々を過ごしていると、自律神経系の乱れの為か、不眠や頭痛、また多汗などの様々な症状に悩みながら、つらく苦しい生活を送るようになっていました。

 

当時の私は、そういった自律神経症状の多くは、気持ち(※精神面)からくるもので、症状に対しては「薬で抑えるしかない」と考えていました。

そんな日が続いていた時、あるきっかけでリブレボディの赤山氏に出会うことになりました。

誰にも相談できなかったこの症状を、赤山氏なら改善してくれるのではないかと直感的に感じ、なぜかその時初めて会った赤山氏に、図々しくもすぐに自分の悩みを相談してしまいした。

そしてすぐに赤山氏の施術受けることになり、その後も指導されたセルフコンディショニングを毎日行うことによって、驚くほど症状が軽くなり、症状の改善を諦めていた私にとっては、まさに棚からぼたもちのような気分でした。

そして、なによりそのような体験ができたことは、一個人としても理学療法士としても大きく考え方が変わる出来事でした。

「もしあの時赤山氏に相談していなかったら・・・」

そう考えるだけで恐ろしくなります(笑)。

 

それからは、赤山氏が講師を務めるセミナーへ積極的に参加し学びを進めていき、自分が身をもって経験したことで、次は自分と同じように困っていて、諦めている方を助けたいという使命感にかられるようになりました。

症状があった時は、本当に辛く苦しいものでしたが、今ではその経験自体が自分にとっての大きな糧になったと感じています。

 

「心身相関」と言う言葉がありますが、私はこの経験を通して、「感情は身体にも適応する形で現れ、また、身体の疲労は心理的状態となって反映する」という事を実感しました。

そして、このようなバリア(症状による壁)で生活が困っている方でも、症状が改善することで、以前のように自由な体になってもらいたいと考えます。

そのような、人には相談しにくいようなことや、ご自身で「それは仕方がない」と思っているようなこと、また身体的な問題だけではなく精神的な問題を抱えている人でも、諦める前にぜひ高橋に相談してみて下さい。

まだまだ半人前であり、学びを深めている途中ですが、みなさんと悩みの解決法を一緒に考えていきたいと思っています。

 

また、以前勤めていた病院では内科チームに在籍していたこともあり、糖尿病や慢性腎不全の患者様のリハビリを担当することが多くありました。

香川県は糖尿罹患率が高い事実がありますので、自律神経系の症状にお困りの方や、糖尿病を罹患されている方をはじめ、香川の皆様のお力添えになれればと思っています。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

株式会社Ys健康科学 高橋応文(たかはしまさふみ)

IMG_9753

2017.3.8 「立てた~!!涙が出てきた~」とお喜びの声を頂きました。

3月に入って、少し過ごしやすい気温になってきましたが、最近は比較的に少し寒さが身に沁みるような印象を受けます。

実際、利用者のみなさんで栗林公園に行ったときも、梅林の美しさや、弁当のおいしさなどに感動はするものの、「さむいわ~」なんて言葉もちょこちょこ出ていました。

 

 

さて、今年3月より、定員を15名に増員しましたが、それに伴い、多くの新規利用者さまのご利用が始まりました。

その中で、ある女性の方は、さんごのおうちを利用されるまで、起き上がりができないと悩んでおられました。

自宅で、転倒された時には、高齢のご主人さまがタオルケットなどを用いてご本人さまの起き上がりを介助されているようで、起き上がり動作の改善を強く願っておられました。

ご本人さまは、歩行はFreeHandsで自立しており、その他の動作も手すりを用いることで、多少の介助が必要こともあるようですが、特に大きな問題なく生活されているようです。しかし、なぜか「起き上がり」動作がだけができないようです。

ご本人によると、「すね(膝)が曲がらないからできんちゃうかなと思います」とおっしゃっており、実際に動作を評価しようと試みると、膝の可動域制限があり、床に寝ることもできませんでした。

そして、全介助により、何とか床上に臥位姿勢になることができました。

臥位になっていただいたものの、ご本人のおっしゃるように、起き上がることができませんでした。

そこで、そのまま臥位になってもらって、施術をおこないました。

そして、5分程度施術を行った結果、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと立つことができました

※動画はさんごのおうちのフェイスブックページよりご閲覧できます。

 

 

そして、課題であった膝の痛みも軽減し、起き上がり成功後も2度同じように起き上がりましたが、5分前までのことがなんだんたんだろうと感激し、涙されていました。

 

このように、ちょっとしたことで、動作が行えなくなったまたは、行いにくくなったと嘆いている方が多くおられます。

実際に、当施設に見学等に来られた方で、起き上がりなど動作が何年もできなかったと訴える方でも、数分の施術によりできなかった動作が行えるようになったケースが今月だけで2件ありました。

もし悩まれている方がおられましたら、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

 

rapture_20170107112659

2017.1.7 空き情報更新

あけましておめでとうございます。

さんごのおうち機能訓練型デイサービスは、機能訓練をメインに行っていますが、機能だけではなく、能力、また社会参加・IADLまで、ご利用者さま一人ひとりの、より個人的な要望を叶えるべく関わりを持ってきました。

様々なお声にお応えできるよう、言語療法をはじめ、短時間型デイサービスでは珍しい、入浴サービス・お食事サービスも行っております。

ご利用者さまにやその関係者のみなさまに、ご健勝、ご多幸がありますよう、心よりお祈り申しあげます。

本年どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今回、当施設の空き情報を更新しましたので、ご参照ください。

現時点では、ほとんど空きがない状態ですが、ご要望にお応えするためにも、調整したいと思っております。

まずは、ご相談ください。

img_0954

2016.12.28 ラジオ局に投稿!?

2016.12.28 ラジオ局に投稿!?

 
さんごのおうちを利用されているH氏が、「ここ(※当施設)の良さを広めたい」と、ラジオ局数社に以下の原稿を投稿されたようです。
 
当書類の執筆をされたH氏は、今年八月より当施設をご利用されることになりましたが、①当施設の利用を決めた理由、②理学療法士A(赤山)の施術を受けた感想、③当施設の利用者の独特な雰囲気について記されていました。
私たちスタッフも、この原稿を読んで大変喜んでいるとともに、より強い責任感や使命感を感じています。そして、一人でも多くの方が「さんごのおうち」に来てよかったと幸せな気持ちになれるよう努めたいと思います。
 
 以下にその原稿内容を、ラジオ放送に加え、当ホームページにも掲載しましたのでご参照ください。
 
 
<内容>
「おはようございます」と、努めて明るく挨拶しながら入室する私に対して、先着の先輩は、「あーらら、おはようございます。ここ、ここ。私の隣にいらっしゃい」と手を招いて下さる。そして、更に「あのなー、家にこもっていたら、体にも心にも、えーこと(※良いことが)無いで・・・。」と、新入りの私に対しても、実体験に基づいたありがたいアドバイスをしていただける。私は、今日もただただありがたくその言葉を傾聴している。
 
私は、身体の痛みをはじめとする症状があることから、日常生活上で何らかの支援を必要とするとし、ある日から『要支援1』と認定された。そのことにより、「年を取って更に症状がひどくなることで、生活をする上で不自由があってはいけない」と、急きょ心身維持のためのトレーニングができる施設を探すことになった。
ある日、普段お世話になっているサポーターさんから、「○○さん(※私)にぴったりの施設があるから見てみない」とご紹介を得た。その後、さっそく見学・体験に行ったわけであるが、たった一度の見学・体験でもその施設の良さを感じて、飛びつくように契約した。現在に至っても全く後悔はなく、通所する回を重ねるたびに、「ここに来てよかった」と小さな幸せを感じている。
本書では、私と同じような悩みを抱いている方々にご紹介したく、今回の執筆に至った。
私は、八月より、塩上町にある街中の『さんごのおうち機能訓練型デイサービス』というデイサービスに週一度のペースで通所している。
 
なぜ、数ある施設中で、当施設を選んだかというと、①機能訓練用のマシンが多数ある。②スタッフが感じよく、親切丁寧。③利用者同士が、思いやりのある親身な関わりをしており、何ともいえない暖かい雰囲気などなど、いろんな意味で自分に合っている施設と言える。もちろん、他の利用者様も、さんごのおうちはお気に入り。しかし、私にとって、当施設の通所を選んだ決定的な理由は、『理学療法士A氏の存在』であった。
 理学療法士のA氏の施術は、痛みの根本的な原因を的確に捉え、触れる程度の刺激だけで、確実に愁訴を改善してくださることが特徴的といえる。施術中は、不快な感じはなく、軽く手のひらや指が触れているだけなのにその触れている部分を中心として波状に温もりが広がっていくといった感じがある。そして、そのような静かな時間がしばらく続き、寝てしまう寸前のところで、A氏は私に「ゆっくり起きてから、もぞもぞとカラダを動かしてみて下さい」という。私は、起き上がり、言われる通りにもぞもぞとカラダを動かしてみた。
「あれ・・・、あれ。あらら不思議!」痛みがなくなっている(感動、感謝、そして合掌)。まるで神の手と思わせるようなすご技に、私は驚きを隠せません。たった一度の施術ではあるが、それこそさんごのおうちを選んだ一番の理由。入所が決まったその後も、週一度のペースでA氏の施術を受けているが、毎回私の動作や、痛みなどの状況を基に施術が微妙に変わっていく。同じ部位の痛みを訴えても、その時の姿勢や動作、また直近の生活などにより、施術方法(触れるだけの時もあれば、微弱な振動や軽い圧迫など多数ある)や、その触れる場所が変わるが、毎回、施術後は痛みが取れるだけでなく、心身共に軽くなり、口笛を吹いてスキップが出来そうな不思議な気分になる。私は、ツイていると思う。皆さんは、そのような経験をされたことがあるだろうか。
 
私が通っている曜日のメンバーは、世相を映し出すように、男性よりは女性の方が俄然多いが、男女関係なく仲良く楽しそうにトレーニングしている。特に当施設の利用者の方々は、男女関係なく仲が良いことだけでも素晴らしいが、巷の施設によくあるような自慢話やつらく悲しい話、また嫉妬・妬みなどのネガティブな会話は一切なく、ポジティブな会話だけが飛び交っている非常に珍しい明るく楽しい施設と言えるだろう。
私も年を取った。今も体調は良くなったり、悪くなったりを繰り返し、不安なところもある。しかし、さんごのおうち機能訓練型デイサービスやA氏をはじめとするスタッフの皆様や、利用されている方々に出会っことで、自分の事が自分で出来る幸せを感じることをはじめ、今までに感じたことのないやさしい暖かさを日々ありがたく感じている。私のような悩みを持った方に、是非体験していただきたい施設と思う。 H
 
img_8808

2016.12.21 「香川の歴史と文化展」に行きました。

デイの利用者2名様で、「香川の歴史と文化展」に行きました。

ご本人たちは、日常生活上の行動(外出等)を行うに当たって、特に大きな支障なく、行動することがあります。

しかし、実際の生活ではほとんど外出はなく、親族や友人などが車を出してくれる時しか、外出はしないそうです。

また、車を出してもらっても、気を使うことが多く、外出は億劫になるようです。

近年、自動車の普及にあたり、香川県の自家用乗用車の普及状況は、1世帯あたり1.337台(全国23位)にもなるようです(https://www.airia.or.jp/publish/statistics/trend.html「自動車保動向 – わが国の自動車保動向」より)。

また、道路舗装率は99.95%(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E3%81%AE%E7%9C%8C%E9%81%93%E4%B8%80%E8%A6%A7「ウィキペディア」より)もあり、平成22年では、全国一位の道路舗装率になるようです。

そのため、香川県での車移動は便利ですが、他県に比べてさらに舗装率が高いことから、さらにスムーズな移動が可能になることが考えられます。

お二人も、車の運転をされていましたが、昨今心身の不調により車の運転を控えているようです。

それに伴い、外出もほとんどしていない模様です。

そんな、生活を一変したいと、お二人は「公共機関を使ってどこかに出かけれるようになりたい」という希望を持つようになったようです。

そして、その相談を受けたのが私たちだったのです。

まず、2016.12.9にお二人で計画を立てました。

今回は、バスを利用して「香川の歴史と文化展」に行くようです。

下の写真は、二人で時刻表をみて、予定を立てています。

 

 

その後、しっかりとした予定が立てることが出来ましたので、実際に2016.12.14にお二人で実行することになりました。

天気は良い方ではありませんでしたが、寒すぎることもなく、外出するにはいい機会だったといえます。

 

出発して2~3分後、予定通りにバスの乗り場につきましたが….

 

なんと、バス停はバス停でも、目的のバスは停まりません…。

しかし、お二人はくじけません。

少し困惑しましたが、時間的に余裕を持っていましたので、とりあえず、「おそらく瓦町には停まるだろう」と笑いながら、瓦町のバス停に行くことにしました。

行先変更時の道中、

A氏:「間に合うかな?」

B氏:「早足(早歩き)で行ったら、間に合うんちゃう!」

A氏:「そやな(笑)」

B氏:「間に合わんかっても、笑い話で話のネタになるかもしれんし、それはそれでええかな(笑)」

A氏:「まー頑張っていきましょう!」

といういう具合に瓦町のバス停にいきました。

 

時刻表を確認したところ、とっさの判断が良かったのか、目的通りのバスに乗車することができました。

これは、展覧会の最寄りのバス停について降りるところです。

運賃の精算や乗り降りも、介入なく行動することができました。

 

<今回の散歩の訓練効果>

①公共機関の利用

・近年、高齢者の事故等により、免許返納制度を推奨する時代になりました。

しかし、高齢者や障碍者にとっては、自動車による移動は、病院や交際、また趣味活動等を実施するにあたって、気軽にその場所にいけるという意味では重要なことといえますが、自動車の運転ができないことで、多くの方が送迎を頼むことや、公共機関やタクシーを利用することが必須ともいえます。

ここで問題になることは、公共機関の利用です。

若いときには、電車・バス・JRなどの利用をしたことがなかったという方も多く、利用の仕方がわからないようです。

もちろん、「乗り降りの動作ができるのだろうか?」と不安になることもありますが、多くの方の話を聞くと、「乗る時の動作」ではなく、まず「利用方法」が先に不安になる傾向にありました。

以下のポイントをしっかりと認知していただくことで、最初のハードルである「利用方法」の不安を解消することができました。

(POINT)

「利用方法面」乗車賃の支払、時刻表の見方、どこで乗るかなど

「動作面」乗り降り動作(足が上がるか⇒ノンステップバス利用)、必ず座ること(※混雑する時間はさける)など

(期待できる効果)上肢機能向上、認知機能向上、目と手の協調性、フィードバック特性、想起、コミュニケーション、計画・立案、公共機関の利用、歩行動作・バランス能力など